こんにちは! ケンビルのぬんと申します!
先日、
◆ルナ・キャピタル 日本語版
◆マグレヴ・メトロ 日本語版
について予約受付を開始いたしました。
既にどちらもたくさんのご予約をいただいておりまして、大変嬉しく思っております。
ありがとうございます!
本日は、その中でも『ルナ・キャピタル 日本語版』のことをもっと皆様に知っていただきたい!ということで、
・どんなゲームなのか
・どんなところが面白いのか
について、ざっくりご紹介していきたいと思います!
ご予約やご購入の参考にしていただけますと幸いです。
ルナ・キャピタル 日本語版
希望小売価格:6,600円(税込)
一般発売日:2022年 9月30日
プレイ人数:1~4人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:30~60分
ゲームデザイン:Jose Ramón Palacios
原題:Luna Capital
『ルナ・キャピタル』(原題:Luna Capital)は、 Jose Ramón Palacios氏の2021年作品。
オリジナルパブリッシャーは『美徳』と同じ Devir社 ということで、昨年のエッセンで注目を集めた2作が2ヶ月連続リリースという形になりました。
『美徳』に比べればライトな『ルナ・キャピタル』ですが、こちらもやはり一筋縄ではいきません。
その気になるゲーム内容、しっかりとチェックしていきましょう!
ストーリー的には、
月面に自分だけの居住区を作ろう!
最もCOOLにできた居住区が「月面首都」(と書いて「ルナ・キャピタル」と読む)になるぞ!
という感じ。
この世界観を支えるのが、箱絵から目を引くポップなアートワーク!
Albert Monteys氏という方が描かれているのですが、同氏はスペインで有名なコミックアーティストとのこと。
ボードゲーム文脈ではなかなか見ないタイプのイラスト感よね。かっこかわいいです。
セットアップどーん!
なんか立体物多くね???
盤面に置かれることはありませんが、タイルを収納しておくホルダーも組み立て式。
これらの組み立て方については専用のペラ紙が1枚入っているので、参照しながらレッツ工作よろしくお願いします!
やること!
ボード上には、カードが1枚とタイルが1枚のセットが4組ありますね。
好きな1組を選んでゲットします。
さあ早速これらを使って、自分の手元に居住区を築いていきましょう。
取ったカードを手札に入れて…
1枚選んで自分の前にプレイ。カードにはいくつかの建設地(マス)が描かれていますね。
で、先程取ったタイルを任意の建設地に配置。
タイルは、建物だったり生命維持システムだったり、月面の居住に欠かせない様々なプロジェクトを表します。
同じ種類のプロジェクトの連続して連なった枚数を見たり、特定の種類のプロジェクトを参照したりと、ゲーム終了時に様々な方法でプレイヤーに勝利点をもたらしてくれるぞ!
ボード上にカードとタイルが補充されて手番終了。
これを時計回りに繰り返していくって寸法よ!
と、ここまでの説明を聞くと、皆さんの頭の中に「あの鹿さん」が浮かんでくるのではないでしょうか。
共通の場から上モノと下モノをセットでドラフト!
自分の手元で2層パズルて!
あんたそれ『カスカディア』やないの! 『カスカディア』で決まりやそんなもん!
という話になってきます。ミルクボーイの駒場さん、またIPPON出て欲しいな。
実はこの『ルナ・キャピタル』ですが、『カスカディア』をお楽しみいただけたユーザーの方におすすめしたい、より上級者向けのドラフト&2層パズル的な側面があります。
上級者向けというと耳障りはいいんですけれども、実際はゲーム中ずっと辛くてしょうがないマゾの皆さん向けの造り。
結構本当にしっかり辛いので、僕は「反抗期を迎えたカスカディア」と呼んでます。
そのヤバさを体現する反抗期ポイント3つ、どっしりとご紹介していくぞ!
反抗期ポイントその1! カードの配置制限がヤンチャ!
自分の居住区の2枚目以降のカードは、既に置かれているカードに縦or横に隣接で置いていきます。
カードには、左上に1~10までの数字が振られており…
最終的に自分の居住区は、左から右に向かって番号が昇順の横列を3段まで持つことができます。
同値が横並びもNG。
「よっしゃこのタイルめっちゃええやん! 取ったろ!」と思っても…
「もう9のカード置ける場所ないやん……死に札……」となってしまうわけです。
でも大丈夫! このゲームは『カスカディア』と違う!
取ったカードを1回手札に入れて、手札から1枚をプレイするんだから!
最終的に選択肢があるなら大丈夫っしょ!
って思うじゃん????
反抗期ポイントその2! なんか手札が減っていく!
ゲーム開始時、各プレイヤーの手札には3枚のカードがあります。
手番ごとにカード1枚を手札に入れて、そこから1枚をプレイするわけですから、プレイの選択肢は4枚ぶんあるっちゅーこっちゃね。
ところがですよ!
ボード上に最後に補充されたセットには、「直近着荷マーカー」というマーカーが置かれ……
この直近着荷マーカーがあるセットを取ろうとする際には、手札1枚を捨てなければならないわけですよ! なんで???
直近着荷マーカーは最も新しく補充されたセットに置かれるため、いわゆる今引き的な、「お、良いセットめくれたじゃんラッキー!」的なセットを得ようとすると、辛い代償を払うことになるんですね。
それでもやっぱり「どうしても取りたいセット」っていうのは出てくるわけですよ!
だって早いもの勝ちの共通目標カードとか、このプロジェクトを多く持っている方が大量得点とか言い出しますからねこのゲーム! こわーい!
気づけばゲーム終盤には手札なし(セットから引いたカードをマストプレイ)なんてことも! こわーい!
さらにゲーム終了時、もし手札が余っていれば1枚3勝利点なんだなこれ! こわーい!
まあでもね、落ち着いてくださいよ。
カードはあくまでタイルの建設地でしかなくて、手札から適切に置けるカードがなければ、裏向きにして居住区に置くことで番号が無視できちゃったりするわけですよ。
裏向きのカードの上にはタイルは配置できませんが、反対に言えばそれ以外のペナルティはなし。
なーんだ、結局広大な土地にタイルをちょいちょいって置いていくだけの、優しいゲームってことね! 怖くなーい!
って思うじゃん????
反抗期ポイントその3! 情報量が爆発する!
最初の手番では、カード1枚とタイル1枚のセットを取りましたよね?
各プレイヤーがそんな感じで1手番ずつを終えると、2ラウンド目に入るわけですが…
2ラウンド目には、ボード上の各セットにタイル1枚が追加され、カード1枚とタイル2枚のセットを取っていくことになります。
え、ちょ、悩む……えー……
手札からカード1枚をプレイした後、持ってきたタイルをすべて置きます。なんで1ラウンドで建設スピードが倍になるんだよ。
各タイルは同じカード上に置いても、バラバラのカード上に置いてもOKよ。
これが3ラウンド目にはカード1枚とタイル3枚のセット、4ラウンド目にはカード1枚とタイル4枚のセットにまで膨れ上がります。
4枚ってあんた……
タイルの得点計算方法って本当に多彩でそもそも悩ましいんですよ。
こいつはこいつの側に置きたい! このタイルの周囲はこの種類のタイルでグルっと囲みたい!
そこに、その土台となるカードをどこに置くのか、とか!
いやそもそもカードには番号が、とか!
すべてを満たすあのセットの上には直近着荷マーカーが、とか!
これぞまさに情報量爆発! うわー!
ここまでの4ラウンドを1ピリオドとします。
2ピリオド目の1ラウンド目には、再びセット内のタイルは1枚に減少。
で、またラウンドを経るごとにタイルが増えていく。
これを計3ピリオドやるわけですが、3ピリオド目の4ラウンド目にはもう皆さんの頭から煙が出ていること請け合いです。
可愛い見た目に騙されるな! こいつだいぶエグいぞ! まさに反抗期!
ピンと来た方は是非触れてみていただきたいタイトルです。
また、実際に見ていただくのもいいんじゃないかということで、同作のインスト&プレイ動画も公開してみました。
僕の魂のプレイングと阿鼻叫喚を是非見てください……
補足情報! ルールブック内にソロモードを収録です!
実はボード裏面がソロモード用になっていまして、こちらの可愛い自動機械「オートマトン」君と戦います。
こいつがまた手強いのよ! 1人でも阿鼻叫喚しちゃってください!
そんな『ルナ・キャピタル 日本語版』は、現在ケンビルwebショップにて好評予約受付中!
9月12日(月)までのご予約で、一般発売より早めにゲットできちゃいます!(9月15日頃発送予定)
また、ケンビル公式通販サイトでは、2,200円以上のケンビル出版製品(予約商品も可)を1点でも含むご注文は送料無料(北海道・東北も含む)となっています! なんそれ!
『ルナ・キャピタル 日本語版』も『マグレヴ・メトロ 日本語版』ももちろん送料無料の対象!
全国どこでも送料を気にせず、ご利用いただければ嬉しいです!
※ご予約商品と同時にご購入された商品は、ご予約商品発送時に併せて発送させていただきます。
※ご予約商品を含むご注文に関しては、日時指定を承ることができません。モールの仕様上入力は可能ですが、ご注文処理時には反映されません。あらかじめご了承下さい。
『ルナ・キャピタル 日本語版』『マグレヴ・メトロ 日本語版』は、9月30日(木)より、全国のショップ様でもお買い求めいただけるようになる予定です。
ご贔屓のショップ様でのご購入も、是非ご検討いただければと思います。
さあ、月にかわっておしおきよ!
『ルナ・キャピタル 日本語版』、何卒よろしくお願いいたします!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!