こんにちは! ケンビルのぬんと申します!
先日、
◆ブライアン・ボル 日本語版
について先行予約受付を開始いたしました。
既にたくさんのご予約をいただいておりまして、大変嬉しく思っております。
ありがとうございます。
本日は、そんな『ブライアン・ボル 日本語版』のことをもっと皆様に知っていただきたい!ということで、
・どんなゲームなのか
・どんなところが面白いのか
をいつも通り写真たっぷりでご紹介していきたい! と思っていたのですが……
僕がテレワーク環境に『ブライアン・ボル』を持ち帰ってくるのをすっかり忘れてしまっており(ごめんなさい)、現在自宅のパソコンの前で途方に暮れているところです。どうしよう。
別案件に追われバタバタしている時期でもあるため、手元にある写真を無理やり活かして、ざっくりとした説明だけさせてください!
上記事情のため、一部英語版の写真が混ざります(その際にはキャプションを入れます)。
日本語版では、ボード上の地名を含めすべての要素が日本語化されています。
ブライアン・ボル 日本語版
希望小売価格:8,580円(税込)
一般発売日:2023年4月21日
プレイ人数:3~5人
対象年齢:14歳以上
プレイ時間:60~90分
ゲームデザイン:Peer Sylvester
原題:Brian Boru: High King of Ireland
『ブライアン・ボル』は、Peer Sylvester氏による2021年作品。
『The King is Dead』のデザイナーと言えば、ピンとくるゲーマーの方も多いのではないでしょうか。
『The King is Dead』、めちゃくちゃソリッドで痺れるゲームなので是非試してみていただきたいのですが、今作も負けず劣らずの革新的な出来栄え!
そのゲーム内容、さっそくチェックしていきましょう。
『ブライアン・ボル』、最終的に何がやりたいゲームかと言えば、アイルランドの8つの地域をめぐってのエリアマジョリティです。
例えば上の写真。
コノート地域を見てみると、オレンジ色のディスクが3個、緑色のディスクが1個、青色のディスクが1個置かれていますね!
この状態でゲームが終わったとすると、最も多くのディスクを置いているオレンジ色のプレイヤーが、コノートを支配して勝利点を得ます。
得られる勝利点は、地域名の左下に書いてある数字。7勝利点ね。
じゃあどうやってディスクを置いていくかと言えば、まさかのトリックテイキング風味のカードプレイです。
1~25までの数字カードを1枚ずつ使います。赤色・青色・黄色・白色の4色がありますが、数字と色との組み合わせに規則性はありません。
適当に配って、ドラフトしておきます。サラッと書いてますが、これ何ピックするかめちゃくちゃ悩むことになる。
リードプレイヤーは、ボード上の町1つを桃色のマーカーでチェックし(上の写真ではレンスター内の町に置かれていますね)、こう言います。
「ここに誰がディスクを置くか、トリックで決めようぜ~~」
リードプレイヤーはそのまま、チェックした町と同じ色のカード1枚を手札から出します。写真では青色の12を出した様子。
さて、ここから時計回りに、他の各プレイヤーもカードを出していきます。
一般的なトリックテイキングだと、リードと同じ色(今回は青色)を持っていれば優先して出さなければならない、いわゆるマストフォローのルールがあったりしますが…
なんと『ブライアン・ボル』はメイフォロー! 青色を持っていようが持っていなかろうが、好きな色のカードが出せちゃうんだね! 数字も自由!
全員が1枚ずつ出したら、このトリックの勝者を決める。リードと同じ色のうち、最大の数字を持つカードを出したプレイヤーがトリックを制するぞ!
じゃあ上の写真の場合は青色の12ね! ……と見せかけて、白色はいわゆるワイルドカラーであり、任意の色とみなします。
よって、白色の21を出したプレイヤーがトリックの勝者に。
ここから、出したカードの数字が低い順にアクションをしていきます。
できるアクションは、自分がトリックに勝利しているか否かで変わるぞ!
・勝利している:カード上部の帯に示されたアクションをやる
・勝利していない:カード下部の帯から1つを選んで、示されたアクションをやる
カード上部の帯には、「先ほどチェックされた町へと、自分のディスクを置く」アクションが必ず含まれます。
要するに、トリックの勝者がディスクを置くっつうこっちゃね。
では、トリックに勝てなかったときに参照する下部の帯には、一体どんなアクションが書いてあるのでしょうか。
実はメインボードには、エリアマジョリティで使っていくマップの他に、結婚・戦闘・教会という3つのミニゲームが描かれているんだね!
結婚は黄色、戦闘は赤色、教会は青色とそれぞれ色が振られており、対応する色のカードを使ってトリックに負けることで、これらのミニゲームで優位に立つことができます。
このミニゲーム達がまたさ~~大事なわけですよ!
例えば結婚! 結婚トラック上で自分のディスクを進める! より上部まで進むことで、政略結婚を手配してボーナスが得られるぞ!
例えば戦闘! 外敵を打ち倒す! たくさんの外敵を倒すことで、勝利点を得たり、外敵に他プレイヤーの町を襲わせたりできるぞ!
例えば教会! 教会ゾーンに自分のディスクを置く! これにより、自分の町に修道院を建て、町2つ分としてカウントできるようになるぞ!
全員がアクションを終えたら、トリックの勝者がリードプレイヤーとなってラウンドを続行!
手札が残り1枚になったらラウンド終了。
これを規定ラウンド数繰り返し、最後にマジョリティ対決! 勝利点のが最も多い人が勝者だ!
メイフォローということで、一般的なトリテとも異なる不思議なプレイ感なんですよね。
最終的にはエリアマジョリティですから、トリックに勝ってディスクを置いていくことも大切。
ただ3つのミニゲームから得られるボーナスもこれまた強力で、「トリックに負けたいのに勝たされちゃう」みたいなことになっていくんだな! ぐぬぬ!
「なんでこんな上手くいかないんだ~~!?」と嘆きたくもなりますが、なんせその手札をピックしたのは自分なので言い逃れができません。ドラフト超大事。
・置かれているディスクの総枚数が地域名の右下に書いてある数字に満たない場合、その地域からは勝利点が得られない
・ゲーム終了時、たくさんの地域にディスクをばら撒いているとボーナス勝利点がある
・外敵に支配させた町を自分のものとしてカウントさせてくれる結婚相手がいる
等、ゲームを散らかすことなく切れ味を増す、イケてる細則がちらほら。
そもそも、ドラフトとメイフォローのトリテとエリアマジョリティを取り合わせているのに、全然ごちゃついた印象を受けないの、やっぱり手腕だなと思います。すごいわ。
ゲーマー大喜びのチャレンジングな1作、是非体験してみてください!
そんな『ブライアン・ボル 日本語版』は、現在ケンビルwebショップにて好評予約受付中!
3月28日(火)までのご予約で、一般発売より早めにゲットできちゃいます!(ご注文翌日を目途に順次発送中)
また、ケンビル公式通販サイトでは、3,000円以上のケンビル製品(予約商品も可)を1点でも含むご注文は送料無料(北海道・東北も含む)となっています!
※先日まで2,000円以上としていたのですが、昨今の情勢を鑑み改定させていただきました。ご了承ください。
『ブライアン・ボル』も、もちろん送料無料の対象!
全国どこでも送料を気にせず、ご利用いただければ嬉しいです!
※「3,000円以上のケンビル製品」と「それ以外の製品」を同時にご購入された場合、ショップ仕様上、送料が発生するかのような請求形態となります。後ほど手動にて送料無料に修正いたします。
『ブライアン・ボル 日本語版』は、先行予約受付の締め切り後、4月21日(金)より、ケンビルwebショップや実店舗「さいふる」、全国のショップ様にてお買い求めいただけるようになる予定です。
ご贔屓の店舗様でのご購入も、是非ご検討ください。
さあ、アイルランドの明日はどっちだ!?
『ブライアン・ボル 日本語版』、何卒よろしくお願いいたします!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!