こんにちは!ケンビルです!
先日、
・スキタイの侵略者 日本語版
・サンタモニカ 日本語版
について予約受付を開始いたしました。
既にたくさんのご予約をいただいておりまして、大変嬉しく思っております。
ありがとうございます。
本日は、そのうち「サンタモニカ 日本語版」のことをもっと皆様に知っていただきたい!ということで、
・どんなゲームなのか
・どんなところが面白いのか
について、ざっくりふわっとご紹介していきたいと思います!
ご予約やご購入の参考にしていただけますと幸いです。
サンタモニカ 日本語版
希望小売価格:5,200円+税
一般発売日:2021年2月26日
プレイ人数:2~4人
対象年齢:14歳以上
プレイ時間:45分
ゲームデザイン:Josh Wood
原題:Santa Monica
ケンビルは昨年「タイニータウン」というゲームの日本語版をリリースしました。
「タイニータウン」の原版はAEG社(アメリカのパブリッシャー)からリリースされており、ディベロッパーとしてAEG社所属のJosh Wood氏が参加しています。
そんなJosh Wood氏が今度はデザイナーとして筆を取り(アツい展開)、同じくAEG社から2020年に発売したのが、今作「サンタモニカ」です。
そんな「サンタモニカ」、早速中身を見ていただきたいわけですが、
…すごく夏ですね?
「2月に何出してんだよ」って感じだと思うのですが、そんなの私達だって6月末ぐらいに出したかったですよ。
最速でお届けできるスケジュールを組んだら結果的にこうなっちゃいました。
こたつで食べるアイスぐらいの感じで、「冬なのに、さまぁ〜ず!」ぐらいの感じで、こう、上手な付き合い方や受け入れ方を見つけていただければ幸いです。
いい加減ゲームの内容に入らないと怒られてしまう。
「サンタモニカ」は、ディスプレイから景観カードをピックして、開始時景観タイルの右や左にズラッと並べ、自分だけのリゾート街を作っていくゲームです。
説明すれば説明するほど夏っぽくて悲しくなってくるわね。
上下2段構えのディスプレイですが、実はカードをピックできるのは下の段からのみ。
下の段のカードを取ると、テトリスよろしく上の段のカードがそのまま下にドサッと下りてきて、空いた上の段に山から1枚カードが補充されます。
この補充されるカードが1つ先まで見えてるディスプレイ、昔からいくつかのゲームで使われてきた手法ではあるのですが、シンプルにジレンマかましてきていいですよね。
このカードが欲しい!でもこれを取ると上から降ってくるあのカード、次のプレイヤーが欲しそうなんだよな…みたいなね!
注目していただきたいのがこのキッチンカー駒とグルメ駒!かわいい!
こいつらがいる列からカードをピックすると、ボーナスが付いてくるという追加悩まし要素まであるんだな!
ちなみにボーナスを提供した駒は、カード1枚分右に移動します。
自分だけが美味しい想いができるよう、上手く場をコントロールしていきましょう。
自分の手元へと即座に配置して、リゾート街を作りましょう。
景観カードは、海岸が描かれたビーチカードと建物が描かれたストリートカードに2分されます。
なんとなく察しが付くかと思いますが、この「サンタモニカ」、実は自分の手元に作るリゾート街も上下2段構えです。
上段にはビーチカードを、下段にはストリートカードを、他のカードに縦横で隣接する形で置いていくことになります。横長なリゾートだね。
これまた察しが付くかと思いますが、最初に配られた開始時景観タイル、こいつは上下に並んだ2枚の景観カードっぽく扱います。
じゃあ何を基準に置く場所を決めていけばいいかと言えば、皆様お待ちかね、地獄のパズルタイムの始まりです。
景観カードの中には、エリアタグと呼ばれるタグを持っているものがあります。
オレンジ色は観光エリア!黄色はスポーツエリア!みたいな感じで、そのカードに描かれた施設のジャンルを表しているんですね。
一方、各カードの右端にご注目。これ、ゲーム終了時の得点条件です。
例えば、「このカードの上下左右に、スポーツエリアタグが1個でもあれば3勝利点」、とかそんな雰囲気だ。
貸しサーフボード屋さんなので、近くにスポーツが楽しめる場所があると都合が良いのでしょう。
他にも、「このカードから隣接して辿れる自然エリアタグ1個につき1勝利点(ただし5個未満だと0点)」なんていうものも。難しくね?
「そんな先のことまで考えられないよー!」と言いたくなるところですが、ディスプレイにはちょっと先まで出てくるカードが見えちゃってるんだよなあ。
計画を立てたり相手の邪魔をしてみたりといった楽しみが、素材の味のまま横たわっていると、そういう印象です。
ここまで読んでくださった方のなかには、「あーはいはい、カード同士の位置や関係でパズルやらせるやつね。昔からいくらでもあるやつじゃん?こんなのスルーでいいっしょ」と思われる方もいらっしゃるかも知れません。
待って!!まだブラウザバックしないで!!!もうちょっとだけ喋らして!!!お願い!!!
リゾート街はなんのためにあるんですか!
観光客に楽しんでもらうため!!そして地元の人々がその地で観光業をやっていくためにあるのだよ!!
このゲーム最大のお楽しみポイント!それがこれだ!
実はピックしたカードを配置する際には、カード左端に描かれた配置ボーナスがもたらされるんですね。
オレンジ色は観光客。青色は地元住民。
ゲットした人型駒は、その配置ボーナスをもたらしたカードの上に置いておきます。
どうやら人を移動させることができそうなアイコンが示されていますね。
そう、これは「自分のリゾート内にいる人型駒2個までを、隣接するカード2枚分まで移動させていいよ!」のアイコン!
せっせと並べた景観カードの上を、人型駒がうろちょろするわけですね。可愛い。
「人型駒を移動させるのはいいんだけど、最終的にどこを目指せばいいのよ?」とお思いのあなた!
このカードを見てくれ!
名付けてアクティビティリンク!
ゲーム終了時、示された個数や種類の人型駒がこのカード上にいれば、勝利点をもたらしてくれるというアレだ!
反対にアクティビティリンクに入りそびれた人型駒については、「そんなリゾート楽しくないやい!」ってことで減点の原因となり得ます。
さらにちょっと入り組んだいやらしさなのが、配置ボーナスで人型駒を受け取るのは強制なんですよね。
カードの得点条件的には絶対ここに置きたいのに、人型駒を突っ込むためのアクティビティリンクめちゃくちゃ遠いやんけ、的な。
カードをピックして配置するだけかと思いきや、最終的にはパズルの上でパズルさせられるこの感じ、めちゃくちゃヤバいので是非味わってみていただきたいです。
他にも、
・消費することで、カードをピックする代わりに特別なアクションができるサンドダラー
・特定の条件を満たすエリアタグを踏むたびに勝利点が得られるVIP人型駒
などなど、脳みそに直接訴えかけてくるパズル要素が続々!
いずれかのプレイヤーが、自分の手元に14枚目の景観カードを配置したら終了トリガー。
全員が同じ回数手番を行えるように調整し、最終得点計算。
最も多くの点数を獲得した君がリゾート王だ。
「サンタモニカ」、淡い色合いと可愛らしいコンポーネントの数々とは裏腹に、かなり本気のピック&パズルです。
やることは簡単なのに、色んな要素が複雑に絡み合って決断ができんのですよ。
夏に遊ぶにはアツ過ぎるまである。冬にリリースできて、却ってよかったかも知れません(よくない)。
開始時景観タイルや得点目標タイル、原版では両面にまったく同じものが印刷されちゃってたわけですが……
タイルに裏面を作成することで、ランダムに選択することができるようにしました。
他にも、原版で分かりづらかった一部アイコンを変更したり、ルールブックの構成を思いっきりいじらせてもらったりと、AEG社と相談しながらプレイアビリティの向上を図っています。
機会があれば、原版との違いを見比べてみていただけると嬉しいです!
そんな「サンタモニカ 日本語版」は、現在ケンビルwebショップにて好評予約受付中!
2月13日(土)までのご予約で、一般発売よりちょっぴり早めにゲットできちゃう他、「サンタモニカ 日本語版」または「スキタイの侵略者 日本語版」を含むご注文は送料無料というキャンペーンもあるぞ!
ご予約分は2月16日(火)以降の発送予定です!
※ご予約商品と同時にご購入された商品は、ご予約商品発送時に併せて発送させていただきます。
ご予約分の発送後、2月26日(金)より、ケンビルwebショップや実店舗「さいふる」、全国のショップ様でもお買い求めいただけるようになる予定です。
続くコロナ禍の中で、どのショップ様も厳しい状況に立たされています。
ご贔屓のショップ様でのご購入も、是非ご検討いただければと思います。
さあ、あなたが来たらハネムーン!あなたなしではメランコリー!
「サンタモニカ 日本語版」、何卒よろしくお願い致します!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!