鉄道開拓 イベリアの風! 儲けは相乗りしてきたおかげ!『Iberian Gauge 和訳付き輸入版』のご紹介。

 

こんにちは!ケンビルです!

 

先日、

◆スパイシー 日本語版
◆Curious Cargo 和訳付き輸入版
◆Iberian Gauge 和訳付き輸入版
◆Ride the Rails 和訳付き輸入版(再販) 完売済み
◆Ride the Rails フランス&ドイツマップ 和訳付き輸入版(再販) 完売済み
◆Ride the Rails オーストラリア&カナダマップ 和訳付き輸入版(再販) 完売済み
◆Irish Gauge(再販) 完売済み

について予約受付を開始いたしました。多め!

既にたくさんのご予約をいただいておりまして、大変嬉しく思っております。
ありがとうございます。

2021/8/25 追記
予約受付期間終了しました!
たくさんのご予約をありがとうございました!

2021/9/17 追記
一般販売開始しました!
「Iberian Gauge 和訳付き輸入版」購入ページ

 

 

 

本日は、そのうち「Iberian Gauge 和訳付き輸入版」のことをもっと皆様に知っていただきたい!ということで、

・どんなゲームなのか
・どんなところが面白いのか

について、思い切ってご紹介していきたいと思います!

ご予約やご購入の参考にしていただけますと幸いです。

 

 

Iberian Gauge 和訳付き輸入版
希望小売価格:5,500円(税込)
一般発売日:2021年9月17日

プレイ人数:3~5人
対象年齢:12歳以上
プレイ時間:60分

ゲームデザイン:Tom Russell

「Iberian Gauge 和訳付き輸入版」予約ページ

 


 

「Iberian Gauge」は、Capstone Gamesによる「Iron Rail」プロジェクトの第3弾作品です。

鉄道ゲームばかりを作るWinsome Gamesという小さなパブリッシャーがあり、そこから過去の名作の権利を買い取って復刻しよう、というのがこの「Iron Rail」プロジェクト。

「スーパーマリオ64」「スーパーマリオサンシャイン」「スーパーマリオギャラクシー」に対する「スーパーマリオ3Dコレクション」みたいな立ち位置のやつですね(違う)

 

 

スタイリッシュなアートワークと、鉄道ゲームとしては圧倒的に短い60分級の作品ばかりが並ぶということで、強い注目を集めている「Iron Rail」シリーズ。

ケンビルでも過去に第1弾作品「Irish Gauge」、第2弾作品「Ride the Rails」を和訳付き輸入版で取り扱っており、今回の第3弾作品「Iberian Gauge」についてもしっかり仕入れていきましょう、という運びとなりました。

 

さてそんな「Iberian Gauge」、早速ゲーム内容を確認していきましょう。

 


 


セットアップどん!

 


中央に大きなマップがあって、横には赤・黄・青・オレンジ・紫という5社の鉄道会社のタイルが並べられているぞ。

 


それぞれに機関車駒が用意されているのもお分かりいただけるかと思います。

 

ここで抑えておきたいポイントとして、この「Iberian Gauge」、プレイヤー1人が鉄道会社1社を担当するわけではありません。

各プレイヤーは複数の鉄道会社の株式を持ち、自分が株式を持つ会社の経営に少しずつ携わっていくことになるんですね。

ですので、何人でプレイする場合でも5社すべての鉄道会社が登場します。

 

 


各プレイヤーの手元には、プレイヤーカラーのキューブ(先程の鉄道会社の色とは相関がないので注意。水色のキューブは水色のプレイヤーのものです)がたくさんと、40ペセタのお金

このお金で鉄道会社の株式を買い、配当や株価の上昇で上手いこと儲けを出して、最終的に一番多くのお金を持っているプレイヤーが勝ち、というのがこの「Iberian Gauge」の大まかな概要です。

 

 


 


ゲームは、複数回ずつの投資ラウンド敷設ラウンドから成ります。

これらは交互にやっていく感じではなく、たまに敷設ラウンドが2回連続したりするんですね。気まぐれじゃん。

 

 

 

投資ラウンドは、ざっくり言えば鉄道会社の株を買いましょうのラウンド。

 


手番が来たら、自分の色のキューブを1個取って…

 


任意の株式会社のタイルの一番上の空きスペースに置く。

これで、この鉄道会社の株式を1株持っていることになります。

 

 


ただし、株式は無料というわけにはいきません。

会社ごとに「1株いくら」的な株価が設けられているので、その額に等しい金額のお金を払いましょう。

 

ここで来たぞ「Iberian Gauge」のおもしろポイントが!

このゲーム、プレイヤーも個人個人で自分のお金を管理するわけですが、なんと鉄道会社もそれぞれ自社の財布を持ちます

 


というわけで、株式の購入資金はプレイヤーの手元から、その鉄道会社の財布へと支払われるんですね。

どうですか皆さん。少しきな臭い感じがしてきたでしょう。

 

 


ゲームを通してある鉄道会社の株式が初めて購入される場合、その鉄道会社の最初の株価を決めたり(責任重大)、その鉄道会社の路線をマップ上のどこから始めるかを決めたり(責任重大)といったおもしろイベントが発生します。

 

他にも、

・ソフトパス(購入をパスすることもできるが、もう一度手番が回ってくれば購入を選択してもよい)

・1ラウンドで同じプレイヤーが同じ鉄道会社の株式を複数購入することはできない

といった細かいルールはあるのですが、とりあえずプレイヤーが会社にお金を払って、その会社の株式を買っていく、って点だけ抑えといていただければと思います。

 


 

もう一方の敷設ラウンドは、自分が株式を持つ会社について、その会社に代わって線路を敷いていくラウンドです。

 

 


まずは、一番上にタイルがある鉄道会社の、一番上のスペースにキューブを置いている人が、その会社の線路を敷く。

上の図でいけば、水色のプレイヤーが赤色の鉄道会社の線路を敷いてあげる感じです。株主だからね。

続いて白色のプレイヤー、その後もう一度水色のプレイヤーが、赤色の鉄道会社の線路を敷いていきますよと。

 

 


じゃあどうやって敷くのかと言えば、その鉄道会社の機関車駒を1個取って…

 


マップ上のその会社の既存の機関車駒に隣接させるように置く。

 

 


ヘクスの種類によって敷設費用がかかるわけですが…

 


もうお分かりですよね。敷設費用はプレイヤーの手元からではなく、その鉄道会社の財布から銀行へと支払われます。

 

 


こうして機関車駒が連なっていき、別の都市まで到達すると…?

 


その鉄道会社の株価が上がったり、配当金が増えたりするんだな!

 

 


その鉄道会社に関するすべての敷設が済んだら、お楽しみの配当タイム

プレイヤーは、所有するその鉄道会社の株式1株につき、配当トラックで示されている配当金を銀行からゲット。

さらに鉄道会社も、まだプレイヤーに売っていない株式(タイル上の空きスペース)についての配当金を、銀行→お財布に入れることができます。

これでまた敷設にお金が回せるわね!

 

 


続いて、黄色→青→…と同様の敷設と配当を行っていきます。

 

 

 


ふんふん、自分が株式持ってる会社について、都市から都市へとどんどん線路を敷いて行けばいいわけね。

しかーし!

見てくださいよこの広大なマップを!

各鉄道会社の持つ機関車駒の個数は限られているため、たくさんの都市を繋ぐのはとても大変なことだとお分かりいただけるかと思います。

 

 

そこで登場するのが、「Iberian Gauge」最大のおもしろポイント!

じゃじゃん! 線路のリース!

 

 


簡単に言えば、他の会社の線路をちょっとお借りしちゃおう、というアレです。

例えば赤色の鉄道会社がこの都市を目指すとしたら…

 


途中まで黄色の、さらに途中からは紫の線路を経由して…

 


ハイ到着!ってな具合。

 

 


もちろんこのリースは無料で行えるわけではなく、上の例では赤色の鉄道会社の財布から、黄色と紫の鉄道会社それぞれの財布にリース料が支払われるわけですが…

 


このリース料、なんと敷設料より全然安いんだな♨

 

 


これがさ! もうさ! インタラクション自動生成装置なわけですよ!

例えば、2社の株式を持ってさ! それらの線路を近づけてさ! お互いにリースし合ったりするとさ!

2社ともの株価・配当は上がるわ、2社の財布間でお金が行き来するわで、すごくこう、エコじゃん!(?)

 

一方、自分が株式を持たない会社の線路に近づくの!? 近づかないの!? という判断も悩みどころ。

相乗りしつつされつつで、なんとか自分がより得をする状況を作っていきたいですね。

 

 


さらに面白い要素として、ペナルティの存在があります。

敷設ラウンド中、ある鉄道会社の線路が新たな都市まで到達できなかった場合、ペナルティとしてその鉄道会社の株価がガクッと下がります♨

せっかく16金で買った株式が! 8金の価値になっちゃったよおい!

 


他プレイヤーが多くの株式を持ってる会社にちょいと潜入。

都市に全然関係ない敷設をして、ペナルティ回避を妨げつつお財布を絞る、なんて技も可能。

いやらしいね!

 

 


規定回数の投資ラウンドと敷設ラウンドを済ませたらゲーム終了。

保有する株式をすべて現在の株価で現金に変換!

手持ちの現金が最も多いプレイヤーの勝利です。

 


 


いいですよね。投げっぱなしのインタラクション

鉄道会社の財布回りとリース、ペナルティ辺りのすったもんだが全部噛み合ってて、プレイしながらついニヤニヤしてしまいます。

近年のお利口さんなゲームに少し飽きてきて、ちょっと刺激的なゲームを求めている方には是非試していただきたいタイトルです。

 

また、投資&敷設系の鉄道ゲームって、伝統的にプレイ時間が長くなってしまいがちなのですが…

「Iberian Gauge」はこんだけバチバチやりながらもスッキリと60分級ゲームなんですよね。

プレイ時間に対する満足度のコスパが高い点も、お勧めしたい理由の1つです。

 

 

 

最後に、今回「Iberian Gauge」について紹介した、

 

・60分級

・複数の鉄道会社と、それぞれの株式が登場する

・プレイヤー1人が鉄道会社1社を担当するわけではなく、その会社の株主たちがその鉄道会社に代わって線路を敷いていく

・最も多くのお金を持っているプレイヤーの勝利

 

という要素ですが、実は「Iron Rail」シリーズの過去2作(「Irish Gauge」「Ride the Rails」)にも共通しています。

そんなんもう同じゲームじゃんってなるじゃないですか。

上に挙げた部分以外のルールによって、どれもプレイ感が全然違うんだなこれが!

 

 

過去作2作についても、今回の「Iberian Gauge」に併せて再入荷したのですが、予約段階で完売となっておりまして、再入荷については目処が立っておりません…(ごめんなさい)

どこかで過去作に出会った場合には(あるいはお家に過去作をお持ちの方は)、ルールとプレイ感の違いを遊び比べてみるのも面白いかと思います。

 

 


 


そんな「Iberian Gauge 和訳付き輸入版」は、現在ケンビルwebショップにて好評予約受付中!

8月24日(火)までのご予約で、一般発売より早めにゲットできちゃいます!(8月27日以降発送予定)

さらに、現在ケンビルwebショップでは同じく24日までサマーセールも実施中!

様々な商品がお得になっているので、併せ買いもオススメです~~予約品・セール品・通常品を併せて税込11,000円以上お買い上げの方は送料無料に!(北海道・東北を除く)

「Iberian Gauge 和訳付き輸入版」予約ページ

サマーセール会場

※ご予約商品と同時にご購入された商品は、ご予約商品発送時に併せて発送させていただきます。

2021/8/25 追記
予約受付期間終了しました!
たくさんのご予約をありがとうございました!

 

 

「Iberian Gauge 和訳付き輸入版」は、9月17日(金)より、ケンビルwebショップや実店舗「さいふる」、全国のショップ様でもお買い求めいただけるようになる予定です。

続くコロナ禍の中で、どのショップ様も厳しい状況に立たされています。

ご贔屓のショップ様でのご購入も、是非ご検討いただければと思います。

2021/9/17 追記
一般販売開始しました!
「Iberian Gauge 和訳付き輸入版」購入ページ

 

 


さあ、線路は続くよどこまでも!

「Iberian Gauge 和訳付き輸入版」、何卒よろしくお願い致します!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!