こんにちは! ケンビルのぬんと申します!
先日、
◆フィット・トゥ・プリント 日本語版
◆テイク・ア・シート 日本語版
について先行販売を開始いたしました。
たくさんのご予約をいただいておりまして、大変嬉しく思っております。
ありがとうございます。
本日は、そのうち『フィット・トゥ・プリント 日本語版』のことをもっと皆様に知っていただきたい!ということで、
・どんなゲームなのか
・どんなところが面白いのか
をしっかりたっぷりご紹介していきたいと思います!
フィット・トゥ・プリント 日本語版
希望小売価格:7,480円(税込)
一般発売日:2024年8月30日
プレイ人数:1~6人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:15~30分
ゲームデザイン:Peter McPherson
原題:Fit to Print
『フィット・トゥ・プリント』(原題:Fit to Print)は、『カスカディア』のパブリッシャーであるFlatout Gamesの2023年作品です。
アジア流通を担当しているCMON Asiaを介してお付き合いを続けてきたのですが、ゲームマーケット2024春にブースを構えていらして、初めて直接ご挨拶をすることができました。
担当者さんめっちゃフランクで嬉しかった。
デザイナーは『タイニータウン』でおなじみPeter McPherson氏!
信頼パブリッシャー×信頼デザイナーの信頼作だ~~気になるゲーム内容、早速チェックしていきましょう!
ここはアザミタウン! 動物たちが暮らす小さな町!
各プレイヤーはこの町の出来事を報じる地方新聞の編集者となり、3日間=3ラウンドにわたって朝刊づくりに勤しむことになります。
なんて素敵なテーマなんだ。
で、朝刊づくりのために新聞記事や広告を表すタイルがたくさんあるわけですが、見てください!! この!! 魂のローカライズを!!
記事タイトルや広告を!! 1枚1枚!! 英語から日本語に!! 雰囲気を損なわないように!! やったりました!!
日本語版をリリースすることの意義が強くあるタイトルだとずっと思っていたので、こうして皆さんにお届けできること、本当に本当に嬉しいです!
いよいよ! という気持ち!
さーてセットアップ!
記事や広告を表すタイルは、裏向きにして全員の手の届く位置にバーっと広げます。
で、各プレイヤーはタイルを置いていくことになる新聞ボードを1枚受け取ります。これもまた可愛いんだな!!
宵鳴きフクロウ新聞、絶対講読したいだろ。
その他、立体デスク(可愛い)を1個と、ランダムな開始時特ダネタイル(可愛い)を1枚受け取りましょう。
特ダネタイルは最終的には新聞ボードに置くことになりますが、後から動かせるので細かい配置まで決めなくてOK!
あと、一番大事なのが制限時間な!
この『フィット・トゥ・プリント』、何を隠そうリアルタイムゲームなのだ!
というわけで、3~5分ぐらいでお好きな時間をセットしてください。
始まってみると想像の何倍もあたふたすると思うので、初めて遊ぶ際は5分でいいんじゃないかなと思います。
全員の準備ができたら、早速1ラウンド目=金曜日の朝刊を作っていくぞ!
よーいドンでタイマーを開始したら、手番等もなく、全員同時に場から好きなタイルを拾っていきます。
新聞づくりで言えば取材にあたる部分だね。
必ず片手で1枚を取って、自分の手元でくるっと表に向ける。
そのタイルが欲しい! って場合は、自分のデスク上に置いておきましょう。まだ新聞ボード上には置けないんだね。
うーん要らないかも! って場合は、表向きで場に戻し、以降誰でも拾えるようになります。
ポイントは、一度デスク上に置いたタイルは場に戻せないこと!
ジャーナリストたるもの、一度始めた取材は最後までやり遂げなきゃってワケ!
そうこうしている間にも時間は過ぎますからね。どんどんめくっては取捨選択していきましょう。
十分な枚数のタイルが集まったと思ったら「レイアウトー!」と宣言!
もちろんこのタイミングは人によって違ってOKで、Aさんはレイアウトに入ったけどBさんはまだまだ取材中、ってことも全然あり得ます。
注意したいのが、一度レイアウト宣言をしたらもうタイルを拾うことはできないこと! ふ、不可逆なことが多すぎるよ!
デスク上に集めたタイルをがさっと広げて、自分の新聞ボード上に置いていきます。
この際、
・同じ色の記事どうしや広告どうしが隣接不可だったり、
・タイルは回転・反転不可だったり、
・曜日に応じた枠(今で言えば金曜日の枠)からはみ出ないようにしなきゃいけなかったり、
・最初に配られた大きな特ダネタイルも配置を決めなきゃいけなかったり
と、色々制限があります。
まあ皆さんは優秀な編集者ですので、焦ることなくきちんとルールどおりのレイアウトができるはずです。多分ね。
レイアウトまで終えたら、プレイ人数ぶん用意されている校了トークンのうち、最も小さな番号のものを取りましょう。
ここまでを制限時間以内に全部やる感じですね。可愛い見た目して結構しんどいこと言うね???
制限時間になっちゃったら、もちろんレイアウト途中でも強制終了・強制校了です。
紙面が完成していようがいまいが印刷走っちゃうの、リアルな恐怖がある。
全員が校了をしたら、それぞれの新聞を得点計算!
・記事の得点
・写真に隣接する特定の要素から得点
・特ダネタイルに示された計算方法での得点
・最大の余白を全員で比べ、大小に応じて得失点
・紙面内の元気なニュースと深刻なニュースの雰囲気バランスに応じて失点
・取ったものの配置できなかったタイルから失点
と、様々な要素があります。
これらを全部意識しながら……? 取材とレイアウトを……? 5分で……?
これで金曜日がおしまい。
せっかく作った朝刊も明日には古紙! 使ったタイルはすべて裏向きで場に戻しましょう。
ただし、拾ったものの新聞上に置けなかったタイルは、デスク上に残して翌日に持ち越しです。
次は土曜日ってことで、紙面の枠がちょっと広くなります。
これがまたさ~~どれぐらいのタイル拾えばいいか、感覚が全然分かんなくなっちゃうのよ!
ジャーナリストたるもの、日々進化が求められるってワケ!
また、今回校了トークンを取ったのが早かった順に、次のラウンドで使う特ダネタイルが選べるというご褒美があります。
得点だけでなく特殊な能力をもたらしてくれるタイルもあるので、良いものを選びたきゃさっさと校了しなってことですな! できんが???
同じ制限時間で土曜日、さらに紙面が広くなって日曜日と計3ラウンドを終えるとゲーム終了!
3日間の合計得点が最も高かった人の勝ち……かと思うじゃないですか。
ここで着目したいのが、金~日曜のあいだに掲載した広告タイルです。
広告タイル、それ自体は点数を生み出さないんですけど、示されている額の広告収入をプレイヤーにもたらしてくれるんですね。
3日間の広告収入の合計額が単独で最も低かったそこのあなた!
あなたの新聞社は廃業となってしまい、ゲームに勝利する権利がなくなります! 要するに脱落ってこと!
まあでも、新聞社が新聞を発行できるのも、スポンサーの皆さんの力があってこそですからね。可愛い世界観なのになんでそこはリアルなんだよ。
廃業しなかったプレイヤーのうち、3日間の合計得点が最も高かったプレイヤーの勝ち!
いや~~どうですか『フィット・トゥ・プリント』!
短い制限時間中ずっとあたふたしてる、最高のリアルタイム・パズルゲーム!
苦労の末に、新聞っていう成果が形として残るのがとてもハッピーですね。
そして!! その1枚1枚が!! ちゃんと日本語化されてるってわけ!! 良すぎるでしょう!!
本当に魂のローカライズだから、何回だって声を大にして言っていきたい。
3~5分の制限時間×3ラウンドぶんで、プレイ時間が読みやすいのも偉いのよな。
プレイ人数も6人までと幅広いですし、活躍の場面が多いんじゃないかなと思います。
あとは、なんせ『カスカディア』のパブリッシャーですからね、ここで説明した以外にもたくさんの遊び方があります。
・ヴァリアントルール「個人能力」
・ヴァリアントルール「速報カード」
・スコアアタック的なソロモード
・用意されたタイルセットのレイアウトのみを楽しむパズルモード
・条件達成を目指すチャレンジモード
・使用するキャラクターや特ダネ、速報が指定され、クリア条件の達成を目指すシナリオモード
・複雑さを減らすファミリーモード
・もはやリアルタイムじゃなくする手番制モード
・4~12人を2人ずつのペアに分け、2卓のテーブルを使って遊ぶ編集室モード
これ1本で一生遊ばせるぞという気概を感じる。様々な遊び方でお楽しみあれ!
そんな『フィット・トゥ・プリント 日本語版』は、現在ケンビルwebショップにて好評先行販売実施中!
8月8日(木)まで、ご注文の翌営業日を目途に順次発送しております!
ケンビル公式通販サイトでは、3,300円以上のケンビル製品を1点でも含むご注文は送料無料となっています!
『フィット・トゥ・プリント』『テイク・ア・シート』も、もちろん送料無料の対象!
全国どこでも送料を気にせず、ご利用いただければ嬉しいです!
※「3,300円以上のケンビル製品」と「それ以外の製品」を同時にご購入された場合、ショップ仕様上、送料が発生するかのような請求形態となります。後ほど手動にて送料無料に修正いたします。
また、取引先様へもご案内済みであり、8月30日(金)より全国のショップ様にてお買い求めいただけるようになる予定です。
ご贔屓の店舗様でのご購入も、ぜひご検討ください。
さあ、やっていくぞ刷ったもんだ!
『フィット・トゥ・プリント 日本語版』、何卒よろしくお願いいたします!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!