こんにちは!ケンビルです!
先日、
◆フレッシュウォーター・フライ 日本語版
◆西フランク王国の建築家 拡張:職人の時代 日本語版
◆ネタ・タンカ 日本語版
◆Ride the Rails 和訳付き輸入版
◆Ride the Rails 拡張:フランス・ドイツマップ 和訳付き輸入版
の5タイトルについて、予約受付を開始いたしました。
既にたくさんのご予約をいただいておりまして、大変嬉しく思っております。
ありがとうございます。
本日は、そのうち「フレッシュウォーター・フライ 日本語版」のことをもっと皆様に知っていただきたい!ということで、
・どんなゲームなのか
・どんなところが面白いのか
について、爽やかに、かつ大胆に、ご紹介していきたいと思います!
ご予約やご購入の参考にしていただけますと幸いです。
フレッシュウォーター・フライ 日本語版
希望小売価格:5,400円+税(予価)
発売日:2020年7月17日発売予定
プレイ人数:1~4人
対象年齢:14歳以上
プレイ時間:40~90分
ゲームデザイン:Brian Suhre
原題:Freshwater Fly
「フレッシュウォーター・フライ」の話をしたいとなれば、まずは同じくBrian Suhre氏デザインの2017年作品「Coldwater Crown」の話をしなければなりません。
「Coldwater Crown 和訳付き輸入版」販売ページ(kenbill.com)
ケンビルでも和訳付き輸入版で取り扱い中の「Coldwater Crown」は、釣り大会をテーマにしたワーカープレイスメント&リムーブメントゲーム!
湖で、川で、浜で(そして拡張の「The Sea」を導入すれば海上でも)釣り糸を垂らしながら、大物を釣り上げることを目指します。
未プレイの方には是非触れてみて欲しいのですが、釣り大会のワクワク感が楽しく表現されている、とても素敵なゲームなんです。
「デザイナーのSuhre氏、釣りするのが好きなんだろうな~」というのが伝わってきて微笑ましく思っていたのですが…
そんなSuhre氏の釣りへのこだわりと執着が大爆発して、なんかもうすごいことになっちゃってるのが、今回紹介する彼の2019年作品、「フレッシュウォーター・フライ」です。
先述の通り、「Coldwater Crown」では湖や川、浜(+海上)での釣りが楽しめたわけですが、「フレッシュウォーター・フライ」では箱絵の通り、渓流での川釣りにスポットライトが当てられています。
「なんや釣れる場所減っとるやんけ」とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、これはダウングレードじゃない。特化です。
ゲームジャンル的には、「ダイスドラフト」にあたるかと思います。
ラウンドごとに、2~3人プレイ時には7個、4人プレイ時には9個のダイスがジャラっと振られ、ダイスプールとしてテーブル中央に置かれます。
自分の手番には、このダイスプールからダイス1個を取り、そのダイスを用いてアクションを行う感じ。
このダイスを用いて行うアクションが、もちろん川で魚を釣り上げるためのアクションになるんですが、もうとにかくすごい再現度でめっちゃ釣り。
例えば、釣り糸を付けた疑似餌を、川に投げ入れるアクション(キャスティングと呼びます)。
渓流を模したボード上の、取ったダイスの出目に対応したエリアに、木製のキャスティングトークンを置きます。デカい。
各エリアには魚カードが並べられているわけですが、現実の釣りを想像してみますと、魚が居る場所に疑似餌を投げ入れたって、100%魚がかかるとは限りませんよね?
ランダムに1枚引く!成功カードを引けると、その場所の魚カードが疑似餌に食いついてくれた状態になります。
その場所では魚はかからず、疑似餌は1エリア分下流へと流され、そのエリアの魚について、再びアタリ判定を行うことになります。
ちなみに今度はアタリカードを2枚引けるという親切使用。
ここまで読んだゲーマーの方であれば、「欲しい魚カードが居るエリアより、少し上流に疑似餌を投げ入れることで、最初のアタリ判定で失敗して、本命でアタリ判定を成功させようかな」なんて戦略が頭をよぎるかと思うのですが…
この「疑似餌を狙いよりもちょっと上流寄りに投げ入れて、流れに疑似餌を漂わせることで、本命の食い付きを狙う」というのは、実際の川釣りでも用いられるテクニックなんだそうです。
なんでそんなものまでボード上で再現できてるんだ???センスがすごい。
さて、魚が疑似餌に食いついてくれたらそれで解決、ではありませんね。
かかった魚を釣り上げなければなりません。
釣りの経験のない私でも、釣り竿についたリールを巻いて、魚を釣り上げる光景というのは頭に浮かびますが、もちろんそこもしっかりと再現。
かかった魚カードは、とりあえず自分の個人ボードの上へと配置します。
ってなんだこの個人ボード!?リールになってる~~!?
というわけで、ダイスプールから取ったダイスの出目を用いて、このリールをぐるぐると巻いていきます。
ところが、魚がジタバタと暴れて、なかなか思うように巻かせてもらえません。
この暴れっぷりをゲーム中では「強さ」という数字で表しており、同じ種類の魚を引っ掛けても、強さが違ったりするという、現実の反映っぷりです。
様々なテクニックを駆使して(そして時にはゴリ押しで)リールを巻いていくと、個人ボードの上の魚カードが、段々左のスペースへと移動していきます。
一番左のスペースに居る状態で、さらにリールを1周させると、ようやくその魚を釣り上げることができる、というわけです。
いずれかのプレイヤーが魚を7匹釣り上げると、そのラウンドでゲームが終了!
釣り上げた魚や、個人目標、共通目標等から勝利点を計算し、最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーが川釣りマスターです。
Suhre氏のあまりの熱量に、根っからのインドア派の私も、「この夏は釣りのひとつでも体験してみようかな」と近場のスポットをググりだすレベル。
釣りに興味のない方でも、なんだろう、本当に何かを好きな人が作った狂気的な何かを感じ取っていただけるかなと思っていますし、実際私達はその狂気にあてられて、日本語版を出すに至っています。
また、「釣り用語とか出てくるのかな…難しそう…」という不安もあるかと思いますが、ルールブック内で釣り用語を用いる際には、注釈的に解説を加えてありますので、脳内に光景をイメージしやすいかと思います。
テーマ重視的な切り込み方の紹介になってしまいましたが、40~90分の中量級ゲームとして見ても、もちろん大満足のタイトル!
ゲーム中に手に入る様々な能力の使用場面には悩まされますし、ダイスドラフト的な観点からは、ラウンド中取ったダイスの出目の合計が大きいと、次のラウンドで行うことができるアクション数が実質減るというシステムがいやらしくてクールです。
勝利点計算ではセットコレクションの色が強く出ますが、だからこそ上記の「あえてちょっと上流に疑似餌を投げる」みたいな戦術の重要性が増し、確率と戯れるようにプレイを進めていくことになります。
テーマとシステム、両面からワクワクしちゃってくださいね!
AIプレイヤー「寡黙な釣り人」と、7日間にも及ぶフライフィッシング・アドベンチャーに出発!
4ヶ所のロケーションで、寡黙な釣り人よりも良い釣果を上げることを目指します。
これね~~めちゃくちゃ楽しいです!
キャンペーン中にボーナスがあれこれもらえるわけですが、どの順番でもらうかが悩ましい。
普段はソロプレイはやらない派の方も、是非一度試してみていただきたいです。
そんな「フレッシュウォーター・フライ 日本語版」は、現在ケンビルwebショップにて好評予約受付中!
7月5日(日)までのご予約でちょっぴり早めにゲットできちゃう他、「フレッシュウォーター・フライ」を含むご注文は送料無料というサービスっぷり!7月第2週の発送予定です!
「フレッシュウォーター・フライ 日本語版」商品ページ(予約専用)
※ご予約商品と同時にご購入された商品は、ご予約商品発送時に併せて発送させていただきます。
ご予約分の発送後、7月17日(金)より、ケンビルwebショップや実店舗「さいふる」、
全国のショップ様でもお買い求めいただけるようになる予定です。
ご贔屓のショップ様でのご購入も、ご検討いただければと思います。
また、同時にご予約の受付を開始しました、「ネタ・タンカ 日本語版」の紹介記事も、先日公開致しております!
”Kickのスター”は死んでなかった!リンクで目指せよ新・ネタ・タンカ!「ネタ・タンカ 日本語版」のご紹介。
「西フランク王国の建築家 拡張:職人の時代 日本語版」についても予約期間内に紹介記事を書こうと思いますので、「全タイトル吟味してから予約するものを決めたい!」という方は、もう少々お待ちいただけますと幸いです!
「フレッシュウォーター・フライ 日本語版」、何卒よろしくお願い致します!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!